二つのサプライズ

さて、つい数日前に知人の女性の電撃結婚話を聞かされたというのが一つ目のサプライズなわけであるが。

年は、27歳の方。自分とはほぼ同世代にあたるわけで、まぁ自身は男性、その方は女性ということもあるにしても、やはり先を越された感は拭えないわけで・・。

“結婚”ということを強く希望しているわけでもない。ただ、諦めているわけでもないし、いい縁さえあればそりゃ小さいながらもシアワセな家庭を築きたいという願望はある。まぁ、結婚の前に、お相手探しから始めなきゃならない惨めな身分なわけだが、今の自分は。

二つ目のサプライズ。今夜もいつも通り、フィットネスへ出かけて500m程軽く泳ぎつつ、さぁ、家路につこうかと駐車場のゲートに駐車券を挿入した瞬間、それは起こった。
ピーという音声とともに、“駐車料金を投入してください”とのガイダンスが。そして、表示枠に目をやれば

「96700円」

思わず、眼を疑う瞬間だ。閉館間際の時間帯だっただけに、後ろは帰宅しようとする会員達のクルマが長蛇の列を作ってつかえ始めている。何がなんだか分からないまま、とりあえず後続車の人々に軽く頭を下げつつ猛ダッシュでクルマからフロントへ駆けつけ受付のおねいちゃんに事情を説明し、係りのおにーさんに操作してもらってなんとか難を逃れた。後続のクルマのオバチャンたちは、「なんか、きゅーまんえんとか出とるでこれ」とざわついていた・・・。

受付のおねいちゃん曰く、「カードをお出になるまえに受付のチェッカー機械に通されましたか?」とのことだったが、当然オレは毎度チェックインする際に一緒に駐車券もチェッカーを通してから行くし、仮に百歩譲って通し忘れていたとして、それでもきゅーまんえんは常識から考えたらありえんだろうが・・・。

500m泳いだことよりも、きゅーまんえんの表示が出た瞬間のが心臓バクバクいってたっていうオチがついたところで、今日はこの辺で。お気に入りの係りのおねいさんとも会えなかったし、ハッキリ言って今日は厄日だったと、つくづく思う・・・_| ̄|○